いつも通勤の人たちが使っている鉄道ですが、鉄道は車両点検・人身事故・信号トラブルなど事故で止まります。これらは回避しようと思ってできるものではありません。
しかし、こういう事態が発生したときにどういう対処ができるか知っておくことで、
時間をなるべく無駄にせずに済むこともあります。
特に時間を気にせず行動しているときや、あまり訪れない地域だと当てはまらないと思いますが、通勤や用事などではなるべく遅刻はしたくありませんし、遅刻するにしても早く着きたいものです。
さて、鉄道が止まったときの対処方は以下の2つのどちらになるかと思います。
- 長期化が予想される→振替輸送を使う
- 短期間での回復が予想される→その場で待つ
振替輸送を使う
振替輸送とは
不通区間を含む乗車券を持つ利用者が一定の条件の元で他の事業者の交通機関を運賃の支払い無しで迂回利用できる制度である。
特に都心部では乗り換えができる駅が多数あります。
乗り換えることで、遠回りでも目的地に付けることが多々あると思います。
また、鉄道だけでは身動きがとれない場合、バスで移動することが可能な時もあります。
その場で待つ場合
短時間の運転見合わせでまた鉄道が動き出すのが予想される場合、その場で少し待っていた方がいい時もあります。
事故が起きた区間だけ運転見合わせて、他の区間だけ運転再開するときもありますので。最近は駅内の店舗など増えてきたので、お茶しながら待つのもありかもしれません。
振替輸送を利用すると場所によっては、数十分以上余計に時間を取られますので、動き出すまでの時間と振替輸送でかかりそうな時間を考えて決めましょう。
また、運転再開後は混雑が予想されますので、時間に余裕があって混雑は避けたい人は早めに振替輸送に向かってしまってもいいかもしれません。
結局どちらを選択するか
まず事故が発生したとアナウンスがあったら、内容をしっかり聞きましょう。
「○駅(付近)で○○○(事故名)のため・・・」と放送があると思います。
どれぐらいの時間で動き出すかというアナウンスがあったら、かかる時間によって振替輸送の検討をしましょう。
そして振替輸送をする場合、ルートが分からないときは駅員さんに聞きましょう。あと、振替乗車票をもらいましょう。そのときに乗車券か定期を確認されます。(忙しい時は確認されませんが)
運転再開についてはどれだけ時間がかかるか分かりません。
駅員や車掌に聞いても分からないでしょう。その人たちも連絡待ちなのですから。なので駅の放送があった場合はそれをよく聞きましょう。
結論
- 自分がいつも通るルートの代替え手段を把握しておこう
- 駅の放送をよく聞こう
振替輸送を使う際の注意
- 振替輸送の範囲は決められているので、それ以外の範囲は利用できない
- SuicaやPASMOは振替輸送の対象外(定期を除く。ICOCAは大丈夫らしい)
- 振替乗車票をもらう(大混乱の時はたまにもらわなくても大丈夫なときがあった)
などなど注意する点がありますので、以下の参考サイトをご覧ください。また駅のポスターなどに書いてあるので見て見てはいかがでしょうか。
参考サイト
例えばJR中央線(新宿と立川)を利用する場合
ひとつ例を上げてみようと思います。とある人が新宿と立川をよく行き来するとします。使うのは乗り換えなしの一本でいけるJR中央線です。
中央線が止まったときどうするか。パッと思いつく他のルートはこれです。
他にも多々あると思います。
区間の途中で止まってしまった場合でも、バスが路線の間を走っていたりしますので(バスが振替対象の場合)どういうルートで行こうかなと考えるときに参考にします。
このように別ルートを覚えておけばうまく行くと、時間にも遅れずにいけるかもしれませんね。
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