前回紹介した珍名馬のオーナーの他にも、面白い馬名をつけるオーナーはたくさんいますが、自分が注目しているのは「シゲル」シリーズです。
少し前に、「シゲルシャチョウ」や「シゲルキョクチョウ」という役職名を使った馬名を見て注目したのですが、このオーナーの方は毎年何かテーマを決めて馬名をつけているとのこと。
ということで、毎年どのような名前をつけているのか調べてみました。
過去のテーマ
- 1995年産 – マジックボス・マジックメイなどの「マジック」
- 1996年産 – (特になし)
- 1997年産 – ダイヤモンド・エメラルド・トルマリンなどの「宝石」
- 1998年産 – ゼウス・ジュピターなどの「神」シリーズ、ペガサス・フェニックスなどの「架空の生き物」
- 1999年産 – 赤ワイン・モンテリ・黒ビールなどの「酒」
- 2000年産 – (特になし)
- 2001年産 – 突風・疾風などの「風」シリーズ、ソレイケ・ドントイケなどの「行け」
- 2002年産 – (特になし)
- 2003年産 – 先物買い・兜町・大発会などの「株用語」
- 2004年産 – サンクス・オブリガード・タックなどの「ありがとうを意味する言葉」
- 2005年産 – ハスラット・フセルト・エスペレなどの「希望・願いを意味する言葉」
- 2006年産 – 浅間山・霧ヶ峰・赤城山などの「山」
- 2007年産 – 家康・謙信・元就などの「歴史上の人物」
- 2008年産 – 社長・本部長・重役などの「役職」
- 2009年産 – イチジク・ハッサク・マンゴスチンなどの「果実」
- 2010年産 – さそり座・いて座・てんびん座などの「星座」
wikipediaより。1995年からテーマを決め始めたようですね。
今年デビューは2010年産
今年デビューの馬たちは星座シリーズになります。
- シゲルウオザ
- シゲルホウオウザ
- シゲルクジラザ
- シゲルリョウケンザ
- シゲルワシザ
- シゲルイテザ
- シゲルタテザ
- シゲルヘビザ
- シゲルリュウザ
- シゲルヤマネコザ
- シゲルリュウコツザ
- シゲルオウシザ
- シゲルトビウオザ
- シゲルサソリザ
- シゲルミズヘビザ
- シゲルラシンバンザ
- シゲルフタゴザ
- シゲルイルカザ
- シゲルオヒツジザ
- シゲルウミヘビザ
- シゲルトケイザ
- シゲルカラスザ
- シゲルカニザ
- シゲルカメレオンザ
- シゲルトカゲザ
- シゲルカプリコーン
- シゲルカンムリザ
- シゲルテンビンザ
- シゲルシシザ
- シゲルサンカクザ
- シゲルツルザ
- シゲルリブラ
- シゲルオオイヌザ
- シゲルオオカミザ
- シゲルペガススザ
- シゲルオオクマザ
- シゲルオリオンザ
- シゲルクジャクザ
- シゲルコギツネザ
- シゲルコジシザ
- シゲルオトメザ
- シゲルコグマザ
- シゲルハクチョウザ
- シゲルコウマザ
- シゲルコイヌザ
- シゲルカジキザ
- シゲルウサギザ
知らない星座の名前もたくさんあるんだなと思いました。どういう基準で選んでるんでしょうね。
一番稼いだのは誰なのか!?
調べているうちに気になったのは2008年産の役職シリーズ。果たして一番稼いだのは誰なのか。まだ現役なので最終の結果とはいかないと思いますし、購入値段もあるので一概には言えませんが、ここでは単純に獲得賞金で並べてみることにしました。
馬名の一覧を参考にしたサイトはこちら:今年のシゲルは会社の役職をつけてるようですが、社長や局長のほか全部教えてくだ… – Yahoo!知恵袋。ここのものをnetkeiba.comの競走馬データベースで検索して調べてみました。獲得賞金は記事を書いた時点での中央での獲得賞金です。戦績は全て含みます。
- シゲルキョクチョウ 4,538.7万円 14戦2勝
- シゲルカイチョウ 2,487.0万円 19戦2勝
- シゲルシャチョウ 1,917.7万円 17戦1勝
- シゲルシュサ 1,350.0万円 17戦2勝
- シゲルチョウカン 930.0万円 16戦1勝
- シゲルカンリカン 775.0万円 20戦1勝
- シゲルカンサヤク 670.0万円 26戦2勝
- シゲルヒラトリ 382.0万円 16戦0勝
- シゲルコモン 325.0万円 24戦0勝
- シゲルセンム 110.0万円 2戦0勝
- シゲルカカリチョウ 0万円 22戦4勝
- シゲルカンリショク 0万円 26戦2勝
- シゲルサンジ 0万円 7戦0勝
- シゲルサンヨ 0万円 2戦0勝
- シゲルシッコウヤク 0万円 2戦0勝
- シゲルシテンチョウ 0万円 13戦0勝
- シゲルシュカン 0万円 26戦3勝
- シゲルシュジ 0万円 1戦0勝
- シゲルシュセキ 0万円 12戦0勝
- シゲルシュニン 0万円 8戦1勝
というわけで局長がトップでした。そして、会長・社長の順に。
こうして見ると、獲得賞金が0万円の馬が多いので走る馬をもつことがいかに大変かよくわかりますね・・・。
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