2011年4月ノイタミナ枠で放送されたアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の舞台になった「秩父」に行ってきました。アニメで放送されてから日帰りで行ける距離なので行こう行こうと思っていてなかなか行けずだいぶ時間が経ちましたが、ドラマが放送される少し前に行くことが出来ました。
レッドアローに乗って一気に秩父へ
都心部から秩父へ行くには、西武池袋線の特急「レッドアロー」が便利です。池袋から秩父まで2時間ぐらいで着きます。
途中の飯能駅からはスイッチバックのため、座席の向きの後ろ方向へ進むのが新鮮でした。
西武秩父仲見世通り
西武秩父駅には隣接して仲見世通りがあります。そこにはおみやげ屋さんがたくさん並んでいます。ちなみにお店のほとんどに「あの花」のポスターが貼ってあります。
そしてそこの一角に「平和バスターズ」の秘密基地がありました。
西武秩父駅前と秩父観光情報館
こちらの写真が駅前になります。郊外の駅前といった感じです。こちらの右手に秩父観光情報館があります。
この秩父観光情報館では、観光マップを貰えたり自転車を借りることも出来ます。
レンタルサイクル
最初はこの秩父観光情報館で自転車を狩りて秩父を回ろうと思ったのですが、同じような観光客がそこそこいらっしゃったので残念ながらレンタルサイクルは品切れ。一応品切れを想定して別に自転車を借りれる場所を探しておきました。
こちらの「TOYSHOPみふね」さん。駅からは少し遠いのですがここでも借りることも出来ます。18時まで500円で借りれますのでこの時間までに回れるように気をつけましょう。あとプラモデルなどおもちゃの品揃えがすごい良かったです。自宅の近くに欲しい。
観光マップ
秩父観光情報館でもらえるマップでも作品の舞台の大まかな場所へ行けますが、念のためネットで見つけたマップもスマホで開いておきました。
スマホだと少し見づらいですが、フリックして頑張って見ます。これを見ればだいたいの箇所は逃さず行けると思います。
秩父鉄道
この写真は西武秩父駅と御花畑駅の間の踏切です。西武線から秩父鉄道に乗り換える場合は御花畑駅まで少し歩くことになります。
今回は秩父駅周辺だけの散策なので利用しませんがいつか乗ってみたいです。
秩父橋
舞台の最初に向かったのは「秩父橋」。秩父の中心街からは少し離れたところにあります。
橋について下の川を見たら思ったより高くてビックリしました。結構高いところに架かっている橋でした。
ちなみにこの川はあとで調べたところ「荒川」だそうで、都内を流れているあの川ということに驚きました。もう少し下流に行くと川下り出来るところがあるそうです。
三角のものが建っている方が車がメインの橋で、よくジャケットで見る絵はその横にある歩行者専用の橋から撮ったものになります。
じんたんが通ってる学校
続いてはじんたんが通っている学校です。校庭では部活がいろいろ行われていて賑やかでした。とても綺麗な校舎でした。
定林寺
OPで登場するお寺。メイン通りから少し中に入ったところにあるので静かでした。
公園と交差点
9話で出てくる公園と1話で出てくる交差点。公園のこのトンネルは普通に通ると気づかないような場所にあったので探すのが少し大変かも。
ほっとすぽっと秩父館
暑い中ずっと走り回っているのも疲れるので、「ほっとすぽっと秩父館」というところで休憩。こちらにはここにも「あの花」のグッズや出演者のサインなど様々なものが置いてありました。
秩父神社
こちらは「秩父神社」。とても綺麗な神社でした。ここでは作品には出てきませんが、「水占」というおみくじがあり、その名の通り紙を水につけるとおみくじの結果が浮き出てくるものがあります。ちなみに紙が乾くと消えます・・・。「つなぎの龍」など飾りもとても綺麗でした。
秩父鉄道の線路沿い
ここはゆきあつがランニングしていたシーンで出てきた線路沿いです。そこには遮断機がない踏切がありました。
羊山公園
OPで出てくる秩父が一望できる羊山公園。行く途中には貯水池があります。
山の頂上に行くには急坂を登らないといけません。車だとすぐ登れるのですが自転車や徒歩の場合は長い坂を頑張って登ることになります。(徒歩は階段のルートもあるようですが)
登り切ると秩父を一望できる素晴らしい景色が見れます。自分が自転車で回ってきた秩父がおおまかに確認できます。
そしてせっかくなので季節ではないですが芝桜の丘も見に行こうと思い移動します。同じ羊山公園内ですが別の山にいくような形になりますので一旦登った山を降ります。山を降りるときは先ほどの逆で下り坂なので楽ですが、ブレーキが壊れないかが緊張・・・。ちなみにその後はまたながーい上り坂を登ることになります。
こちらの芝桜があるほうの山からは武甲山という山がくっきり見えます。武甲山は石灰岩の採掘が行われているため剥げている感じになっています。
そして芝桜の丘へ行ったのですが、なんと草刈り中ですごい草が舞っていました・・・。なので早々に退散・・・。
芝桜があった山を降りると貨車を利用した倉庫みたいなのがありました。
ちちぶ銘仙館
こちらはちちぶ銘仙館。作品中には出てきませんが、スタンプラリーの設置箇所でしたので立ち寄ります。写真の後ろにはさきほど登っていた羊山公園が見えます。
ここは何の建物かというと、「秩父織物、銘仙等に関する民俗学上貴重な資料を収集、保管及び展示し、これらの資料を永く後世に伝え、あわせて伝統的技術を継承することを目的として設置されました。」
ということです。
スタンプラリー
最初の秩父観光情報館でもらったマップには、特定の設置箇所に「一文字」だけ置いてありそれを集めて入れ替えると言葉になるというスタンプラリー的なものがやっていました。
設置箇所にはこのようにポップが置いてあります。
秩父鉄道の貨車
先ほど羊山公園から見えた武甲山。そこで採掘した石灰岩を秩父鉄道の貨物で運んでいます。私が通りかかった時はちょうど貨物が走っていました。
街全体が「あの花」の秩父
こうして秩父を走り回って「あの花」の舞台を駆け足で見て回ったのですが、街全体に「あの花」のポスターが貼ってあり思った以上に街で盛り上げようという感じが見て取れました。
あとは「あの花」と同じスタッフが作った映画「心が叫びたがってるんだ。」のポスターも一緒に並んで貼られていました。(訪れた時は公開前)
終わり
というわけで埼玉県秩父にある「あの花」舞台を見て回りました。とても楽しかったです。都心から2時間ちょっとで着くので近くて日帰りで行ける距離なのもいいですね。
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